日常生活の中で冷え性を改善してくれる方法の一つにハーブティーがあります。
このページでは、多種多様なハーブの中でも体を温める作用のあるハーブ5種をご紹介しましょう。
ジンジャー
言わずと知れたジンジャー(生姜)です。
ジンジャーティーは体を温めてくくれるので、冷え性や風邪、悪寒を感じるときに飲むと効果的です。
また、胃腸を温める働きがあるので、胃腸の働きを良くして消化を助け、食欲を増進してくれます。
ローズマリー
ローズマリーは血液の循環を良くしてくれるハーブです。
血行を促進して血管を丈夫にし、心身の活力を高めるのに有効なので、
「若返りのハーブ」と呼ばれるほど。
抗酸化成分が若さを維持し、疲れの回復、風邪やウイルスの予防、消化不良の改善、
さらには記憶力や集中力アップにも有効なハーブです。
スーッとした刺激的な香りで、スッキリした味のハーブティーです。
シナモン
シナモンはアップルパイに使われるスパイスとしてよく知られていますよね。
体を温めて冷え性を改善する効果のほか、精神安定作用もあるので
精神的な疲れ、ストレスを感じる時にもオススメです。
風邪の引きはじめに飲んだり、体が冷える時に飲むと体が温まります。
また、胃腸を温めて機能を活発にしてくれるので、消化不良にも有効です。
お茶で飲む時には、他のお茶にシナモンパウダーを加えて飲むと良いですよ。
エルダーフラワー
エルダーフラワーは昔からインフルエンザの特効薬として有名なハーブです。
風邪の引き始めに効果があり、上気道の炎症に対する抵抗力を強め、咳の対策にも有効です。
血液循環を促進して発汗を促したり、利尿作用や体内の毒素を排出する作用もあります。
エルダーフラワーはマスカットに似た甘い香りで、やさしい味わいのハーブです。
サフラン
サフランは独特の清浄な香りを持ち、油分が感じられるなめらかな味わいのハーブです。
味の好みが分かれるハーブとされ、独特の香りに特徴があり、やや苦味が感じられるハーブです。
サフランには血行促進作用やホルモンバランスを整える作用があるため、冷え性の改善に効果的です。
サフランを2~3本お湯に浮かべるだけで黄色い色素が出て、独特の香りが漂いはじめます。
サフランティーを飲むとすぐ、指先があたたまるのが実感できる人もいます。
まとめ
体を温める作用のあるハーブティーを日々の暮らしに取り入れることで、
楽しく手軽に冷え性対策を講じることができますネ。
注意点としては、ハーブの中には薬効が強いものも多いですので、
飲みすぎると下痢になったり、体質に合わないものを飲んで却って体調を崩してしまうこともあります。
また、同じ種類を継続して飲み続けると耐性がつき効き目が弱くなることもあるそうです。
ハーブティーを取り入れる際には、このような点に注意して飲んでみてくださいね。