最近「睡眠の質」という言葉がよく聞かれるようになりましたね。
睡眠の質を高めることで認知症を予防したり、長生きできるとまで言われています。
でも「睡眠の質」ってそもそも何なんでしょうか?
また質の良い睡眠をとるにはどうしたらよいのでしょうか?
まあ平たく言えば「質の良い睡眠」=「安眠、快眠」ということになると思うのですが、
ここはもう少し具体的に考えてみることにしましょう。
良い睡眠とは?
まず、睡眠の質を理解するために、次の図をご覧ください。
上の図は私達の睡眠のサイクルを表したものです。
縦軸が「眠りの深さ」、横軸が「時間の経過」です。
この図を見ると分かるように、私達は夜から朝にかけ約90分おきに
深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)のサイクルを繰り返しています。
ノンレム睡眠とレム睡眠については、
■ノンレム睡眠・・・・・・深い睡眠。脳が眠っていて体は起きている。
■レム睡眠・・・・・・浅い睡眠。脳が起きていて体は眠っている。夢を見ている時がこれに当たる。
このように説明することができるでしょう。
また上のグラフを見ると、ノンレム睡眠は眠りに落ちた直後が最も深く、
明け方に近づくほど次第に浅くなってきているのが分りますよね。
良い眠りというのは、この眠りに落ちた直後のとても深いノンレム睡眠がポイントとなります。
特に
眠ってから3時間(2サイクル)のノンレム睡眠が大切で、
日中の脳や体の疲れが集中的にほぐされる時間だとされています。
睡眠の質を高めるために
このことから、睡眠の質を高めるためには
「寝つきを良くする」ことが大きなポイントになると言えそうです。
何故なら、寝つきが悪くて布団に入ってからもなかなか眠りに入れずにいる状態では、
睡眠直後の大切なノンレム睡眠が十分な深さと時間でとれないことが考えられるからです。
寝つきが悪い原因にはいろいろありますよね。
特に現代社会では不眠に悩む人々が増えていると言われています。
人々は多くの刺激やストレスにさらされ、街や家庭には光や音があふれています。
夜遅くまで残業したり、飲んだり、パソコンやスマホのゲームに熱中したりしています。
このようなストレスや刺激、不規則な生活習慣が原因で自律神経のバランスが乱れ、
体内の自然な眠りのリズムに狂いが生じます。
ですので、夜はできるだけ音や光の刺激を避け、ストレスを呼び起こすような
面倒な悩み事は考えないようにしましょう。
部屋の照明を落とし、静かで落ち着いた時間を楽しみましょう。
毎日の睡眠時間と起床時間を規則正しくすることも大切ですね。
また、安眠できる温度や湿度、清潔な寝具などの物理的環境を整えましょう。
真夏の熱帯夜にはなかなか寝付けずに悶々としてしまうことが多いですよね。
冬の冷たい寝床では冷え性の方は足先がなかなか温まらないのでなかなか眠りにつけません。
冬にはあったかな寝床、夏にはひんやりと快適な寝床を準備すれば、
横になった途端にあっという間に眠りについてしまいますよ~(^^)
「そんな寝床なんてどこにあるのよ?」っとお思いの方!
それが実はあるんですよ♪
参考記事:
水循環マットの6つのおすすめポイント
一枚で冬はあったかマット、夏はひんやりマットとして使える安眠マット、
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関心がおありの方はぜひご覧になってみてくださいね。